ロサンゼルスでベランダ菜園

「育てる楽しみ」と「食べる楽しみ」をダブルでエンジョイできる家庭菜園。
ベランダ栽培の果物や、野菜とハーブなどを紹介します。

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November 19th, 2017 | 08:08

* ロコモ防ごう (3)骨と筋肉強くする栄養を

 足腰が弱ってしまうロコモティブシンドローム(ロコモ)の対策に、
筋力とバランス感覚を維持するための「運動」を前回紹介したが、
もう一つ大事なのが「栄養」だ。

高齢者は、食が細くなり、栄養不足が問題になることが多い。

 日本整形外科学会は「表に示された10の食品群にあたる食材を、
なるべく毎日食べてほしい」と訴える。

食品群ごとに、ほとんど毎日とる場合を1点、
そうでない場合を0点としてチェックすると、
合計得点が高い人ほど握力が強く、歩行速度が速い、
との研究結果も出ている。

 高齢になると骨粗しょう症になったり、筋肉が減少したりしやすい。

「骨粗しょう症予防を考えると、
実は、高齢者は毎日300ミリ・グラム、
若い人より多くカルシウムを摂取する必要がある」と、
同学会広報渉外委員長の石橋英明さんは話す。

3食以外に、牛乳コップ1杯とヨーグルト1カップが目安だという。

 同学会は、骨を強くするために、カルシウム以外にも、
サケなどの魚やキノコ類に多く含まれるビタミンD、
納豆や青菜に含まれるビタミンKなどを積極的にとるよう勧めている。

筋肉を強くする栄養素としては、
肉、魚、卵、乳製品、大豆製品に含まれるたんぱく質、
マグロの赤身やカツオ、赤ピーマン、キウイなどに含まれる
ビタミンB6を挙げている。

 食材に彩りを持たせるには、
大勢で食卓を囲む機会を設けるのもよいかもしれない。

(高橋圭史)

(2015年12月7日 読売新聞)


http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=127413

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November 19th, 2017 | 08:05

* 見直そう!みそ汁の効用 塩分過多は「冤罪」 見直そう!みそ汁の効用

見直そう!みそ汁の効用 塩分過多は「冤罪」 見直そう!みそ汁の効用

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録が決まったことで「和食」への評価が高まる中、定番中の定番である「みそ汁」に改めて注目が集まっている。
 
和食の弱点は塩分が多めになりがちなこと。

中でもみそ汁はこれまで塩分過多の「主犯」という扱いを受けてきた。

しかし、最新の研究データによれば、
みそ汁の塩分は和食の献立の中で取り立てて多いわけではなく、
塩分過多については「冤罪」である可能性が高まってきた。

さらに、みそ汁にはビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれ、            
その効果で健康にプラスの影響があるとの研究結果も出ている。           
どうやら、わたしたちにとって最も身近な和食であるみそ汁を見直す必要がありそうだ。

 日本のみその起源については、古代中国の発酵食品である
「醤(しょう=ひしお)」が朝鮮半島から伝わったというのが通説。

ただ、現代のみそのルーツは, 縄文時代から食べられていた
日本独自の発酵食品だとの意見もある。

文献に登場するのは飛鳥時代末で、701年に制定された大宝律令で
「主醤(ひしおのつかさ)」 という役職が扱う調味料の一つに定められた「未醤」が、みその前身だと考えられている。

 鎌倉時代の武士が食事の基本とした「一汁一菜」の一汁は、
みそ汁であったとされる。

簡素な献立の中に栄養バランスに優れたみそ汁を入れることで、
鎌倉武士の質実剛健な生活が実現できたのだろう。

江戸時代になると、庶民の食生活でもみそ汁は一般的な献立になった。        
江戸前期の元禄年間に著された「本朝食鑑」では、
みそは健康に役立つ万能食品であると評価されし、
庶民にも「みそ汁を飲めば医者要らず」という認識が定着していたとされる。

 みそ汁の復権に熱心なのは、当然のことながらみそのメーカーだ。
ただ、日本のみその多くは、
小規模なみそ蔵で作られて地元で消費されている。

全国に流通する商品を作っているメーカーは数えるほどしかなく、
個別の商品を通じてみそのイメージを変えられる機会はほとんどなかった。

そこで、全国958のみそメーカーで構成する全国味噌工業協同組合連合会は、1992年に「みそ健康づくり委員会」を結成、みそ汁の復権に向けたキャンペーンを進めている。

 同委員会が2013年秋、20~69歳の男女1040人を対象に実施した
アンケート調査によると、
「みそ汁が好き」との回答は全体の93.7%を占めた。

ところが、実際にみそ汁を飲んでいる量は、1日当たり男性で0.8杯、
女性は0.7杯と、1日1杯にも満たなかった。

しかも、和食離れが進んでいると思われる若い世代よりも、
50代、60代の消費量が少ないという驚きの結果が出ている。

中高年の消費量が少ないのは、
生活習慣病につながる塩分の取り過ぎを気にしているからのようだ。

同じアンケートで、みそ汁のイメージを聞いたところ、
「塩分が高いと思う」が75.1%に達し、
「そう思わない」を大きく上回った。

ただし、「塩分が高い」とした回答率に、
年代別の差はほとんどなかった。

若い世代がさほど気にしない塩分が、
生活習慣病を意識する中高年には高いハードルとなり、
それがみそ汁離れを引き起こしている可能性が高い。

 しかし、現実の塩分量は、
みそ汁おわん1杯(約150グラム)に1.2グラム程度しかない。
1食当たりで比較しても、カレーライスの2.7グラム、
ピザトーストの3.1グラム、
カップラーメンの4.8グラムより格段に少ない。

もちろん、みそ汁だけで和食の献立は成立しないので
他のメニューとのバランスの問題にもなるが、
少なくともみそ汁を塩分過多の原因と決め付けるのは
間違った考え方と言っていいだろう。

 日本人が塩分を取り過ぎているという考えは、
1950年代に日本人の食生活を研究した
米国のルイス・ダールによって提起されたのが最初だとされている。

塩分過多が高血圧をはじめとした生活習慣病の原因になることは間違いないにしても、それがどうして「みそ汁犯人説」につながったかは明らかでない。

みそ汁は日本のどこにでも存在した和食メニューだったため、
その普遍性が塩分過多の「犯人」というイメージを呼び起こしたのかもしれない。

 一方、最近はみそ汁の冤罪を晴らす研究の成果も出ている。   
         
共立女子大学家政学部の上原誉志夫教授は、
食塩感受性体質(食塩を多く摂取すると血圧が上昇する)のラットを
4グループに分け、それぞれ食塩を含まない水道水、0.9%の食塩水、
1.3%の食塩水、10%の濃度のみそ汁(塩分量は1.3%の食塩水と同じ)を与える実験を行った。

 その結果、1.3%の食塩水を摂取していたグループに比べ、           
10%のみそ汁を与えたグループの方が血圧の上昇が少ないことが分かった。     

血圧の上昇度合いから算定すると、みそ汁に含まれた塩分を摂取しても、       
同量の食塩を取った場合に比べ、血圧への影響は30%低いことも判明した。     
つまり、みそ汁によって、30%の減塩効果が得られたとも言える。

 また、上原教授は人間ドックの受診者のみそ汁摂取量を調査して、
血圧との関連性を調べてみた。

すると、みそ汁を1日1杯飲む程度であれば、身体の代謝には何ら影響がなく、    
動脈硬化の程度を示すCAVI値は、むしろ低下する傾向が見られたという。     

今のところ、みそ汁に含まれるどんな成分に動脈硬化を遅らせる効果があるのかは不明だが、みそが生活習慣病の原因になっているのではなく、むしろ健康効果があることが示唆されたのだ。

 広島大学の渡邊敦光名誉教授は、食塩摂取との関係が強い胃がんの発生率を、
みそとの関係から調査した。

 胃がんを誘発させたラットを五つのグループに分け、10%と5%のみそを含む餌と、みそと同じ濃度の2.2%と1.1%の食塩を含む餌、さらにみそ、食塩どちらも含まない餌を与えた。

すると、2.2%の食塩が含まれる餌を食べたグループの
胃がん発生率が68%だったのに対し、
塩分量が同じ10%のみそを摂取したグループの発生率は45%に抑えられた。

 また、がんの大きさも2.2%の食塩を取ったグループより            
10%のみそを摂取したグループは半分以下で、
みそが胃がんの発生率を抑えるだけでなく、
進行も遅らせるとのエビデンスが得られた。

胃がんのリスクが食塩の摂取量と相関関係にあることは疫学的にも明らかにされている。

塩分は人体に不可欠の成分であることを考えると、
日々みそを摂取することで相対的に胃がんのリスクを低下させることになる。

 また、発がん性の調査とともに血圧の変化も調べたが、              
同じ塩分量でもみそから摂取した方が血圧への影響は少ないことも判明した。     

体内でのみその働きについては未解明な部分も多いが、               
渡邊名誉教授はみそが熟成する過程で塩分が他の物質と結合し、           
普通の食塩とは異なる物質に変わっているのではないかと指摘している。

 このほかにも、夏にみそ汁を毎日飲んでいると、
熱中症にかかりにくいという疫学的データがある。
熱中症予防には水分のほか、ナトリウムなどのミネラルを十分に取ることが      
必要だが、行き過ぎた減塩が熱中症を誘発している可能性も否定できない。      

みそ汁という身近な献立で熱中症を予防できることは、
特にお年寄りとっては朗報だ。

みそ汁には、みそだけでなく具も必須だが、
この具を多くすればするほど、汁が少なくなる分だけ塩分も減る。

また、カリウム分の多い緑黄色野菜やいも類、海藻類などを具に利用すると塩分の排出効果が高まり、みそ以外で摂取した塩分への対策にもなる。

和食中心の生活でみそ汁が果たす役割は多岐にわたり、
健康な食生活のためには欠かせないアイテムだ。

時事通信
http://www.jiji.com/jc/v4?id=20131122misoshiru0001

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November 19th, 2017 | 07:55

* [栄養] トウモロコシの繊維、骨形成を促進

[栄養] トウモロコ[シの繊維、骨形成を促進
Link de Diet 2016.9.5 , EurekAlert   

トウモロコシの水溶性食物繊維を摂取すると、
腸内細菌によって分解されて生じる成分が骨をつくり、
カルシウムの保持に有効であるようだ。
米国パデュー大学が若い女性、更年期後の女性を対象に行なった研究。

「若い女性では健康な骨を形成し、
年配の女性では骨折の影響を受けやすい時期に、
強い骨を保持できるように、私たちは腸内を詳しく調べている」
とコニー・ウィーバー教授は述べている。

「青年期や更年期後いずれの時期においても、
プレバイオティクスであるトウモロコシの水溶性食物繊維の作用で、
身体はより適切にカルシウムを利用できる。
腸内細菌叢は、健康の新たな新分野である。」

プレバイオティクスの食物繊維が腸を通過すると、
下部消化管にすむ微生物により消化される。

ここで、トウモロコシの水溶性食物繊維が、
短鎖脂肪酸に分解され、骨の健康を助けることを、
ウィーバー教授は見出したのである。

更年期後の調査において、14人の女性で、
同位体を用いて、カルシウムの保持を測定した。
41Caの排泄を測定して、骨損失を測定した。

女性たちは、50日間、この難消化性炭水化物を、
毎日0g、10g、または20g摂取した。

骨のカルシウム保持量は、10g摂取で4.8%、20g摂取で7%向上した。
この程度の量のトウモロコシの水溶性食物繊維は、
サプリメントに含まれる。

この値は、1年間摂取すると、
更年期後の女性における骨損失の平均変化量に相当し、
損失に抗するものであるという。

次に31人の女子が、通常の食生活を続けながら、
3週間、トウモロコシの水溶性食物繊維を、
毎日0g、10g、または20g摂取した。1

0g、20gの摂取いずれにおいても、青年期女性で、
カルシウムの吸収が12%改善した。
この値は、1年に1.8%以上の骨格をつくれることに相当する。

両方の研究において、消化器症状は、最小であり、
対照群に対しても同じであって、
トウモロコシの水溶性食物繊維を摂取した人とも同じであった。

カルシウムは不足しがちな栄養素とされており、
健康な骨量のために米国で推奨されるカルシウム摂取量1,300mg
を満たしている人は少数であるという。

(日本人の食事摂取基準2015年版での
カルシウム推奨量は成人女性で650mg)

「この発見は、牛乳を飲むようにと勧めることを少なくするとか、
バランスのとれた食事に従うべきであるということではなく、
ミネラルをより適切に利用する戦略である。」
とウィーバーは述べている。

「カルシウム単独では骨量減少を抑制するが、
骨形成は増強しない。
これらの繊維は、骨形成を促すので、
カルシウムの吸収を促す以上のことをしているのである。」

研究チームは、トウモロコシの水溶性食物繊維が
どのようにカルシウムの吸収や保持を向上させるのか、
プレバイオティック繊維が他の方法で
身体に有効性をもたらすかどうか、メカニズムを調べている。

出典は『米国臨床栄養学雑誌』。 (論文要旨)      

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November 16th, 2017 | 12:11

* 食品添加物「リン酸塩」過剰摂取? ハムやソーセージに使用 普通の食生活なら心配無用

産経新聞 2017.11.16

食品添加物「リン酸塩」過剰摂取? 
ハムやソーセージに使用 普通の食生活なら心配無用




週刊誌などで「危ない食品添加物」などと指摘され、
ハムなどの自社製品で「不使用」とする
コンビニエンスストアもある「リン酸塩」。

「リン」の過剰摂取への配慮からのようだが、
気にする必要があるのだろうか。(平沢裕子)

「不使用」アピール

「ハムのリン酸塩をゼロへ」。ファミリーマートは3月、
看板商品の1つであるサンドイッチについて、食材のハムに
リン酸塩を使わないことを「こだわり」として挙げた。

広報担当者は「豚肉本来の食感を出したかった」と説明。
リン酸塩不使用による原材料のコスト増分は、
他食材の見直しなどで調整したという。

セブンイレブンも、サンドイッチなどのハム・ソーセージで
平成18年からリン酸塩を不使用としている。広報担当者は
「リンの過剰摂取が骨粗鬆(こつそしょう)症の原因といわれており、
リン酸塩を気にするお客さまに対応している」とする。

ハムやソーセージにリン酸塩を添加物として使うのは、
原料である肉の水分を保つ効果から、
柔らかい食感となりおいしくなるためだ。

また、防腐や色味を鮮やかにする効果もあり、
さまざまな用途で加工食品に使われる。
ラーメンの麺に欠かせない「かんすい」にも含まれる。

過剰分は尿で排出

リン酸塩を心配する人がいるのは、いろいろな加工食品に含まれるため、
知らずにリンの過剰摂取となるのではないかという点だ。

リンは体に必要な必須ミネラルだが、長期にわたって過剰摂取すると、
腎機能が低下したり、カルシウムの吸収が抑制されたりすることが分かっている。

厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」
(平成27年)では、リンの「耐容上限量」を
1日当たり18歳以上の成人男女は3000ミリグラムとしている。
この値を超えて摂取した場合、過剰摂取による健康被害が発生する可能性がある。

ただ、東北大名誉教授で食品安全委員会委員の山添康さん(薬学博士)は
「リンは体内でエネルギー代謝や脂質代謝などで重要な役割を担う他、
カルシウムとともに骨格を形成する働きもある。

健康な人の場合、過剰に摂取したものは尿として排出される」と指摘。
その上で、「リンは肉や魚など普通の食品から摂取する方が圧倒的に多く、
添加物のリン酸塩が原因でリンの取り過ぎになることはまず考えられない」と説明する。

「量」で考える

実際にリンをどれぐらい摂取しているのだろう。
国民健康・栄養調査(平成27年)によると、普通の食品からの
1日平均摂取量は、男性が1063ミリグラム、女性が925ミリグラム。
添加物のリン酸塩からは265・6ミリグラム(25年度の厚労省調査)。
両方を合わせても、男女とも耐容上限量の半分以下だ。

ただ、これは平均値で、中には耐容上限量を超えて摂取している人がいるかもしれない。
その場合は単純計算で、普通の食事の倍以上の量を食べていることになる。
そのような食生活を毎日していれば、リンだけでなく、
脂肪、塩分なども過剰に摂取している可能性が高くなる。

科学的根拠に基づく食情報を提供する消費者団体「FOOCOM(フーコム)」代表の森田満樹さんは「食のリスクを考えるときは、量の概念を把握することが大事。

リンだけでなく、塩や砂糖も過剰に摂取すれば害になる。
リスクを避けるには、偏食しないで、
いろいろなものを適量食べることが勧められる」と話している。

 ■透析患者ではリン制限

リンの摂取量が問題となるのは、腎臓病などの病気がある場合だ。
このため透析患者ではリンの摂取量が制限される。

透析患者の食事療法基準では、
リン摂取量はタンパク質摂取と相関することから、
その基準はタンパク質の摂取量に基づいて決められている。
病気で食事療法をしている人は、医師や栄養士の指示に従うことが大切だ。

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October 26th, 2017 | 12:35

* 青汁飲んで34日間入院の事例も…増える健康食品トラブル

産経新聞 2017.10.24

青汁飲んで34日間入院の事例も…増える健康食品トラブル


サプリメントなどの健康食品による健康被害や、
購入をめぐるトラブルが急増している。
健康被害では、薬物性肝障害で入院したケースもあった。

専門家は「購入前に、今の自分に本当に必要かどうか考えて」
と注意を呼び掛ける。(平沢裕子)

                   


 3種のサプリ摂取し黄疸の症状

国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどに寄せられた健康食品による健康被害の訴えは、平成28年度は1866件で、27年度(898件)の2倍、26年度(583件)と比べると3倍に急増している。

被害内容は皮膚障害や体調不良、消化器障害が多かった。

一方、国民生活センターが26年8月に開設した医師からの情報を直接受け付ける「ドクターメール箱」には、今年7月20日までに179件の情報が寄せられた。このうち9件が健康食品の摂取による薬物性肝障害と診断された事例だった。

薬物性肝障害は、医薬品などの服用によって
肝臓の機能に障害が出る疾患。


事例によると、今年1月、50代女性が特定保健用食品の粉末青汁を飲み約2週間後に頭痛や寒気が出て34日間入院。青汁の飲用は1回だけだったという。

27年には70代女性が3種類のサプリを2~3カ月摂取後、
倦怠(けんたい)感や黄疸(おうだん)の症状が出て1カ月以上入院した。

日本肝臓学会副理事長の滝川一・帝京大医学部長は
「医薬品や健康食品が原因で発症する薬物性肝障害は、
年齢や性別を問わず誰でも発症する可能性がある。

多くの場合、使用を中止すると快方に向かうが、
中には劇症化し死に至った症例もある」と指摘する。

 「症状続くなら使用中止を」

事例のように1回の飲用で肝障害になる人もいるが、
肝障害の症状があっても健康食品が原因と気付かずに
飲み続け、重症化する人もいる。

初期症状には、
倦怠感
▽食欲不振
▽発熱
▽黄疸
▽発疹
▽吐き気・嘔吐(おうと)
▽かゆみ
-などがある。

滝川部長は「症状が持続する場合は直ちに使用を中止し、
医療機関を受診してほしい」と注意を呼び掛ける。

受診の際は、医師に健康食品を飲んでいることを伝え、
商品やパッケージを持参するなどして
商品の情報を正確に伝えることも必要だ。

健康食品をめぐっては、内閣府食品安全委員会が27年、
「食品であっても安全とはかぎらない」
「過剰摂取のリスクがある」など
消費者に知ってほしいことをまとめたメッセージを公表。

健康を害することもあるとして「今の自分に本当に必要か考えて」と注意喚起している。

また、消費者庁は今月、健康食品を利用するときに確認したいポイントをまとめたパンフレットを作成。利用状況を記録するなど意識しながら使うことを勧めている。

「お試し」購入のはずが定期契約に

使用による健康被害だけでなく、購入をめぐるトラブルも増加。
中でも消費者が「お試し」のつもりで購入したのに、
実際は定期購入契約になっていたというトラブルが急増している。

国民生活センターによると、健康食品の定期購入トラブルは
28年度は1万85件で、前年度(4352件)の2・3倍になった。

「解約しようとしても電話がつながらない」
「1回だけのつもりだったのに毎月商品が届き、
通常価格を請求された」などの相談が多いという。

同センターは「商品を注文する前に、
契約内容や解約条件についてしっかり確認した上で、
慎重に判断してほしい」とアドバイスしている。

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